令和未来会議 「新型コロナの不安 どう向き合う?」

10月11日(日)

NHKスペシャルで表題の討論会をやっていた。

www.nhk.jp

 

コロナ騒ぎが始まってすでに8か月。そろそろ考えを変えても良い時期に来たのではと思う。

 

見逃し配信もあります。
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2020101114222
2020年10月14日 午前0:30 ~ 午前1:25
に再放送もされます。
この問題に関心のある方は、ぜひ見ていただきたいと思います。

 

気になったキーワード

 

休業・廃業した事業者
 35,816社 昨年同時期より23.9%増
コロナの影響による解雇・雇い止め
 63,347人 厚生労働省調べ 実際はもっと多い
”感染防止が社会の正義”と掲げられた
 経済の裏側にやりがいや生きがいがある それを奪われたことに 社会は目を向けても良いのでは
病としてはたいしたことなかった
 かからないようにするをゴールにするのではなく かかっても死なないをゴールに
医療をしっかり守らなければ 心筋梗塞脳梗塞などの救命にすら影響する
 一定の流行を抑えるのは重要
 少なくとも医療崩壊を防ぐための住民の協力は必要
感染拡大防止と経済活動を対立構構図にすることが間違い
 ”制約された中でどう知恵を絞ろうか”というほうこうにいかなきゃいけない
コロナをどこまで怖がるか?
 新型コロナを怖がりすぎているのが根本的な問題
 日本人は衛生の意識が高い 怖がっているからこそ感染者は少ないのでは?
 日本人が新型コロナでどれだけ亡くなっているか? 10万人に1人
 適切に恐れることが大事
 アメリカでは20万人が亡くなっている
 決して”ただのかぜ”と軽視すべきではない やはり今年は特別なことが起きている
 かかった人間の感覚として”2階くらいの高さの崖から飛ぶ”ような感じ
 年代別にケアするポイントを変えていい 全国民が同じことをしなきゃいけない?
世代による致死率
 全体 0.9%
 69歳未満 0.2%
 70歳以上 8.1%
 季節性インフルエンザの致死率0.1%
学生50人の集団発生は”ホールインワン2回連続”ぐらいの確立
わからない部分がある限りは やはり一定程度の警戒を高める必要はある
 ”死ななければいい”と言う姿勢は避けた方が良い
 一定の完成対策をとって高齢者を守ることに若者たちも協力してほしい

いま自粛していることは?
 旅行、外食・飲み会、カラオケ、屋内外でのイベント・レジャー
場所では無くて行動 感染経路を作るような行動をしない
飛沫をいかになくすか?
接触感染はそれほど簡単には起きない。家に帰ったら手を洗うくらいでOK
感染リスクをグレードで考える”大きい”から”小さい”へ ゼロにはならない
ノウハウを共有できるしくみがあると良い
リスク感度には個人差があるどうすれば良いか?
 良い前例をたくさん積み上げていく
感染が起きても責めないで改善していく
専門家会議の提言がこうすべきであるになってしまった。
コロナの問題は数年は続く 来年以降も続くのであればチャレンジする必要がある
価値観の違いを互いに尊重しあいながら意見を出し合う場が必要
”私のリスク感度とあなたのリスク感度は違う” 多様性を受け入れることが大事
感染対策を徹底している人を批判しない 対策を徹底し動こうとする人を尊重する
”なぜの物語”を共有する場が必要
長い期間この問題を考えて 落ち着いて冷静に考える時間になってきた
客観的にものが見えるようになってきた

新型コロナが生み出した”社会のひずみ”をどう考える?
自己防衛が過剰になっていないか 常にチェックしなくてはいけない
かかってショックを受けすぎる社会はどうかと思う
本来は必要のなかった分断が生まれている
対策した上で感染するのは もはや”運”でしかない
歴史的にどの感染症も流行り始めたときは 皆が不安になる
 例えばエイズ
恐怖でいちばん嫌なのは”見えない恐怖”
 東日本大震災の時の原発事故の周辺から避難された方への対応
メディアの報道のありかた
”GoToキャンペーン”が始まったが いろいろな予測より死者数は少なかった
安心情報が報道されない
数字の中身にはいろいろな情報が詰まっていて 予防のヒントがある
大半の患者は元気になって社会復帰 ”ハッピーなケース”はほとんど報道されない
社会が不寛容になっている
”感染対策はマナー”と受け止めればいい
それぞれが自主的にマナーを守っていく社会
日本は不思議な国 ルールよりもマナー

新型コロナ 孤立をどう防ぐ? 生きがいをどう守る?
老人 病院に行ってもほとんどしゃべらず 不安を抱え 孤立感を強めている
どこかにつながる窓口の情報が必要
”不要不急”ってすごくパワーワード
経済的困窮だけでなく 自分の存在を否定されたようなつらさもある
新型コロナを特別視している部分が解消されないと不安は消えない
タブー視せずに議論していくべき
遺体から飛沫は出ない 葬式は普通にできる
厳密にやりすぎると人の尊厳を失う可能性がある
感染予防 人と人との交流を断ち切る
オンラインでつながり 会えないけれど情報共有 孤立をなくす
人類の生活はどんどん進化していく オンラインのつながりも リアルなつながり
自分の心をやわらげる
SNSなど便利になりすぎて自分たちで勝手に孤独になっていた
人とのふれあいが大事だと思いだした
”人間はコミュニケーションがないと生きていけない”と自覚した
ある意味チャンスだと思ってやり直すべき
チャレンジする人たちを応援する空気を 地域の中に作っていく必要がある
一方で病院や高齢者施設はやっぱり恐る恐る
チャレンジするのは若者やリスクの低い人たち 対面で会って 時々失敗して 反省する
その延長線上に 高齢者も会える社会ができてくる
不安が不安を呼ぶ 自殺も連鎖反応する
いろんなことがいい方向に向いてきている
まだわからないことはあるけど 確実に 昨日より今日がよくなっている
今日より明日がよくなることを考える

新型コロナの不安 どう乗り越える?
自分のできる範囲内でできる努力は今後もしていく必要がある
正しい暮らし方を手に入れて 幸福に向かう
症状が悪くなった時に引き受けてくれる受け皿をしっかり作る
医療体制をしっかり作ることが必要
”こういうことならできる”と言う ポジティブな提案をする
”感染しないように”という価値は絶対出ない”人と会うことを大事に”という人もいていい
お互いに尊重しあいながら不断に議論を重ね 社会のいい落としどころを探していく必要を感じる
病気は怖がらなければいけないけれど”余分なリスク”は抱えなくていい
報道として”警戒しましょう””おそれましょう”以外の道も探っていかなければいけない時期に来ている
イメージは怖い 第一印象の印型コロナは怖いというイメージからなかなか逃れられない
自分たちの思い込みからどうやって脱するか それは自問自答では出てこない
一歩踏み出す勇気 どう向き合うか?
春の状況からは変わってきている。 動き出す時になってきた。